ARCTURUS(アークタウラス)電動ガンレビュー
ARCTURUS AKMカスタム フォールディングストック
香港に誕生した新進気鋭のエアガンメーカー「ARCTURUS(アークタウラス)」。堅牢かつ上質な仕上がりながらも、他メーカーに比べかなり価格が抑えられているのも魅力の1つだが、本当の価値は、リアルと空想の間でうまく存在するオリジナリティ溢れるパーツの組み合わせやデザインがARCTURUSの真髄だ。
特に、そのオリジナリティが光るのがAKシリーズ。AKMカスタム フォールディングストックはAK47の雰囲気を残しつつもうまく現代的なライフルに昇華させた雰囲気やデザインが特徴だ。
AKMカスタムは、AK47の改良型で生産性や耐久性、射撃安定性などを高め1959年に制式化された近代化カラシニコフ。近代化と言えど、その採用年の古さから現代的とはいえないアサルトライフルであるが、ARCTURUSでは木製パーツやベークライト素材の代わりに、ポリマーパーツやレールハンドガードで置き換えることにより全く古さを感じさせないAKを完成させた。
AKMカスタムはガスチューブ上にトップレールを備えつつ、ハンドガードは3面にM-LOKを備える現代的なもの。長いAKMのバレルを覆うフロートタイプの実用的なハンドガードで、見た目だけでなく使い勝手も考えられている。
要所要所にAKらしさを残しつつも、まるで別のライフルにも見えてしまうオリジナリティ溢れる電動ガンだ。
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デフォルトでトップレールを備えるAKMカスタムにはドットサイトを装着することも可能。サイドマウントベースもあるため、アフターパーツとしてマウントを追加すればスコープを載せるのも似合いそうだ。
小型のDI OPTICAL SP1タイプドットサイトはハンドガードの丸みあるデザインと相性が良く、重量増加も極力抑えられるためAKMカスタムに合わせるにはオススメのドットサイトだ。
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ARCTURUS AKMカスタムのスペックや構成パーツの特徴
・全長:915/980mm
・重量:3500g
レシーバー
AKらしさを唯一残しているのがレシーバー周り。レシーバー本体とトップカバーはスチールプレス製で剛性も非常に高い。使い出込んでいけば独特の擦れや傷が付き、味のある雰囲気が楽しめそうなリアルさが非常にかっこいい。
距離調整機構の付いたリアアイアンサイトも装着され、レシーバーにだけクローズアップすればAKMそのものと言えるリアルさだ。
サイドマウントプレートも付いているため、グリップ寄りにレールを付け加えるなどのカスタムを施したい場合も扱いやすい。バッテリーはトップカバーを外すとレシーバー内部に収められるようになっている。
セレクターは右手人差し指でグリップを握ったまま操作しやすい位置にプレートが追加されており、素早い操作が可能だ。
また、チャージングハンドルを引くことで内部のHOP調節レバーにアクセスできる。チャージングハンドルも金属製でリアルな完成度を誇る。
ハンドガード
ガスチューブを避けるようにU字型に伸びるフロートタイプのM-LOKハンドガードを標準装備。3時と9時の先端部分には3スロットの20mmレールもあるため、フラッシュライトの装着などにも適応しやすい。
QDスイベルのマウントホールやバレルに取り付けられたスイベルキャッチ用の切り欠きなど造りも非常に凝っていて、眺めるだけでもかっこよさに惚れ惚れしてしまうデザインだ。オリジナルながら、実銃でも存在していてもおかしくないレベルの高いハンドガードだと言える。
グリップ
マグプルMOEタイプのグリップを装着し、現代的な見た目だけでなく構えやすさにも貢献したパーツとなっている。
プラスチックパーツの作りも非常に高品質で剛性も高く、タクティカルなイメージを印象付けるパーツの1つだ。
ストック
MAGPUL ZHUKOV-Sタイプのストックを装備。AKMカスタムはストック、グリップ、マガジンをMAGPULタイプのパーツで揃えており、この点が現代的な雰囲気をより強める1つのポイントとなっている。ストックは折り畳み機構と伸縮機構を備え、あらゆる状況下で使いやすいものとなっている。
マガジン
マグプルPMAG AKタイプのスタンダードマガジンと多弾マガジンが1本ずつ付属。総弾数はスタンダードは130発、多弾は300発となっている。
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